1.溶接関連製品&部品
日本国内の造船所を中心に多数使用されている部品のご案内です。
溶接品質に問題が無いことの確認を重視した部品の精度管理と材質の管理を重視しながらご提供いたしております。
まず、最初に「安心!」をお届けします。
是非、安定した品質をお確かめ下さい。
1−1.CO2溶接に於ける主な消耗部品のご案内
CO2溶接作業は高能率な溶接方法であり、造船業界は基より鉄鋼業界関係ではCO2溶接か主流の溶接法となっています。
高価な溶接機等の機器は数年は問題がありませんが、消耗部品に関しては短期間での交換が必要であり、如何に廉価でよい製品を導入するかでランニングコストが大きく左右されるでしょう。
如何に廉価でも溶接品質を左右するような粗悪な部品では逆に手直し等の付随作業を増やす要因となりかねません。
「費用対効果」に見合う製品を如何にお届けできるかが、商社としての役割かと考えています。
役割を果たすには難しい部分もございますが関係部品メーカーや溶材メーカー、弊社の造船関係出身者は情報収集力が高いので一度ご相談下さい。
■参考画像:何れも国内の造船所でご採用いただいている製品です。
各種コンタクトチップ |
弊社では大別して材質別の2種類のコンタクトチップを取り扱っています。 |
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各種チップボディー |
チップボディーの場合、使用するメーカーのCO2溶接トーチの型式で形状も長さも変わります。 |
各種トーチボディー |
トーチボディーもチップボディー用同様に多くの種類があります。 ここに参考の写真を掲載していますのでご参考にして戴ければと思います。 特に、Daihen仕様の場合は材料費と製作コストが大幅に違いますのでコスト低減に繋がるケースが多くみられます。 |
ノズル | ノズルは自動化が進んでいますのでまだ韓国内での製作であり問題は殆どないかと思います。
種類が多い点が厳しい面ではございますが、ほとんどの製品をラインナップしています。 |
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インシュレーター | インシュレーターは韓国でも製作に手間が掛かるため価格的な面で中国からの輸入が主流となってきています。
その中でも、韓国のメーカーが管理し大手造船所が採用している製品を選別してお届けしている次第です。
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スプリングライナー | スプリングライナー(コイルライナー)に関しては特に注意して製作する必要があるアイテムとなります。
弊社の場合、ご使用中のパワーケーブルサイズに合わせて製作をする事で少しでもCO2ガスの供給やワイヤー送給に問題が無いよう、内径サイズ外径サイズに注意して製作致しています。 |
インナーチューブ | インナーチューブも各日本国内メーカーで細部が異なります。
細かな部分を正確に製作することで本来の機能が失われないように注意して製作しています。 |
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セラミックフィードローラー | 写真は基本的なPanasonic仕様とDaihen仕様相当品のセラミックフィードローラーとなります。
このフィードローラーのポイントはセラミックの材質にあると考えており、製作メーカーを固定した中で各社のフィードローラーを製作致しています。参考として、製作数量が多い場合(200個/ロット程度)には参考写真のフィードローラー特別注文製作にも対応しています。 型式等はメーカーの純正型式でお問い合わせください。 軸径は12mmを標準として対応致しておりますので違う場合は軸径をお知らせください。
Panasonic仕様相当品*MDRO1206 MDRO1403等 型式:FRPC-1.2-12 仕様: ワイヤ径1.2mm 型式:FRPC-1.4-12 仕様: ワイヤ径1.4mm Daihen仕様相当品*U1376H03 U1376H13等 型式:FRDC-1.2-12 仕様: ワイヤ径1.2mm 型式:FRDC-1.4-12 仕様: ワイヤ径1.4mm |
フレキシブルトーチ | フレキシブルトーチも必要なアイテムの一つとして使用されていますが、汎用されている数量が少ないために高価なアイテムであるようです。
この問題を解決するために小ロット(100本程度)での現物確認での特別注文にも対応しています。
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他のアイテムとしてはオリフィス等もございますが、この製品も中国での生産アイテムとなりますので残念ながら安定した製品のお届けに関して難しい場合があります。
■以上のアイテム以外でも製作する用意はございますのでご検討の上ご相談ください。
1−2.CO2溶接関連機器のご案内
CO2溶接では工数低減をや作業者の負荷低減を目的として、自動で走行する溶接台車(オートキャリッジ)の導入が定着して30年以上になるかと思います。
大きな効果は、長尺の溶接個所の場合溶接個所に継ぎ手が少ない・施工場所によっては1名で複数台使用できるので工数低減に寄与できる・技術的に初心者であっても操作することが容易などと言うように多数の効果を得る事が可能です。
この、溶接台車も各メーカーが製作しておりどの機種を導入するかでご担当者は苦労されているかと思います。
弊社もどのメーカー・どの機種を提案するか本当に苦慮する次第です。
幸い、弊社の場合は周囲に造船所及び造船関連の出身者が多いおかげでご提案する方向が完璧ではありませんがかなりの高水準でご提案している次第です。
■オートキャリッジ選定のポイント
現場作業者の立場とメンテナンス(整備)の立場・購入担当者の立場にできる限り立った選定を心がけています。
弊社の考え方の中にある「現場主義」を念頭に置きながら、使用する現場状況を把握することからの出発かと思います。
■選定ポイント
1.自重は7kg以下か?
2.溶接残り(食い残し)どうか?
3.牽引力はあるか?
4.分解・整備は容易か?
5.部品の供給は問題ないか?
6.価格は費用対効果に見合うものか?
7.耐久性はあるか?
8.操作性は容易か?
9.メーカー対応は良いか?
10.導入実績
等の10項目を精査の上ご提案する事となります。
従って、複数の韓国メーカーの比較でご提案する内容や機種は変わりますが、現状ではお韓国の大手造船所で多数使用されている機種を中心にご提案している次第です。
当然、中国やアジアの各国へ輸出している点も考慮には入っています。
■参考機種
シングルトーチ汎用機種 | 2トーチ専用機種 |
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汎用機種の中で多数採用されている機種です。
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2トーチの場合、反対面の溶接アームが重要となります。
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特殊機種 | 軽量機種 |
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狭い縦板部分を走行する機種で開発製品となります 。
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軽量化を追求された機種で現状の中では最軽量と思われます。
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韓国の優良製品(Korean Quality Products)紹介
関連ページ
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